にきび治療にはどのようなものがあるのでしょうか?

にきび治療にはどのようなものがある

にきび治療にはどのようなものがあるのかをご存知でしょうか?

にきびは日本だけではなく、世界中で悩まれている方の多い病気ですから、その治療にも多種多様な方法があります。

それをぜんぶ書いていたら、なにがなんだかわからなくなりますし、きりがありません。

そこで、ここでは、にきびの治し方をいろいろに分類して、ニキビ治療の全体像が分かるように説明しようと思います。

また、さらに詳しくにきび治療について知りたい人には、「ニキビの予防とケアおよび治療にはどのような方法があるのでしょうか?」という記事をお勧めします。

医学的な判断も含めた、にきび治療の説明を行っていますので、専門的な情報のほしい方は、参考にしていただければと思います。

それでは、いろいろなにきび治療について、

  • 【1】皮膚科もしくは美容皮膚科の受診を中心とした対策・治療
    (医師の決めた薬剤や治療法による治療)
  • 【2】市販の医薬品(OTC医薬品)の使用を中心とした対策・治療
  • 【3】基礎化粧品でのスキンケアや医薬部外品の使用を中心とした対策・治療
  • 【4】健康食品・サプリメント・食事対策・ストレス対策を中心とした対策・治療
  • 【5】エステサロン・体質改善プログラムを中心とした対策・治療
  •  

    の5つに分類して、にきびの治し方を、ごく簡単に説明します。

     

    【1】皮膚科もしくは美容皮膚科の受診を中心とした対策・治療
    (医師の決めた薬剤や治療法による治療)

    皮膚科もしくは美容皮膚科にきび治療については、にきびがれっきとした、「尋常性痤瘡」という皮膚の病気であるという事は、覚えておく必要があります。

    にきびは皮膚の病気ですから、保険の適用もありますので、一般には、皮膚科もしくは美容皮膚科の受診を中心とした対策・治療を行うのが当然であるとも言えます。

    虫歯は歯医者さんみたいな感じで、にきびは皮膚科という事ですね。

    しかし、虫歯になったら、ほぼ全員の方が歯医者さんに行きますが、にきびの場合は、病院へ行く人の割合が極端に少ないです。

    その理由は、いろいろあるのですが、大きくは、下のようなものです。

  • にきびで病院へ通い始めると、長期の治療になる事が多く、また、歯医者さんなどに比べると病院で待たされることも多く、時間的な負荷が大きい。
  • 治療とあい反する、「お化粧」を継続しなければならないため、医師の治療行為である化粧指導が精神的負担になる事が多い。
  • 病院に時間と費用をかなり費やしたにしても、得られた治療結果に満足できない事が多い。
  • 軽症なにきびであれば、自宅で市販の医薬品や医薬部外品で治療する方が、時間的・精神的負担が少ないため、通院の優先順位が下がる。
  • にきびそのものが、「青春のシンボル」というような誤った認識をされている事もあり、皮膚科を受診するという習慣が定着していない。
  • まだまだありますが、このように、にきびについては、それほど重症でないかぎり、病院には行かないという発想が一般的なようです。

    ですが、にきびが重症な場合には、診察を受けるのが最善策ですので、にきびが皮膚病であるという事は、心に刻んでおく必要がありますね。

    実際の治療については、一般には、○アパダレン外用・○面皰圧出・○洗顔スキンケア・○ケミカルピーリング・○イオウ製剤外用・○漢方薬などによる治療が行われます。

    また、にきび跡が出来たり、重症になった場合には、※光力学療法(PDT)・※光線治療(青色・赤色)・※レーザー療法・※ビタミンA/C誘導体導入なども行われます。


    その他にも、ステロイド局所注入・外科切開手術・レーザー治療・TCA治療なども行われますが、いずれも時間的・精神的・経済的な負担が大きい治療が多いです。

    原則としては、にきびになったら、お医者さんでの診察が基本ですが、軽いにきびの段階なら、自分で治す方が一般的だと思います。

    【1】皮膚科もしくは美容皮膚科について、もっと詳しく知りたい人は、「ニキビの予防とケアおよび治療にはどのような方法があるのでしょうか?」をお勧めします。

     

    【2】市販の医薬品(OTC医薬品)の使用を中心とした対策・治療

    市販の医薬品(OTC医薬品)中学生や高校生などが思春期にきびになった場合の治療の入り口になるのが、市販の医薬品(OTC医薬品)の使用を中心とした対策・治療ですね。

    一般に、1つか2つのにきびが出来始めた時には、病院へいきなり行ったりするのではなく、市販の医薬品での治療が一般的だと思います。

    昔であれば、あまり薬屋さんなども無かったのですが、今なら、ほとんどの街には、コスモスとかレディ薬局とかマツモトキヨシみたいのがあります。

    そういうところで、安いにきび用の医薬品などを売っているので、その中から治療薬を探す事が多いだろうと思います。

    また、思春期ニキビで、ごく軽いニキビであれば十分に市販の医薬品で治ると思いますので、軽症のにきびなら、最も多いにきび治療の方法ではないでしょうか?

    治療によく使われる医薬品としては、下のようなものがあります。

     

    塗るタイプ「第2類医薬品」・ペアアクネクリームクレアラシル、「第3類医薬品」・ビフナイト・ベルクミン
    飲むタイプ「第2類医薬品」・ツムラ漢方・本草エキス、「第3類医薬品」・チョコラBB・ペアA錠

    このようなものが多いですね。

    これらの医薬品を使用して、数週間で治るようであれば、軽いにきびですので、病院などへ行く必要もないと思います。

    【2】市販の医薬品(OTC医薬品)について、もっと詳しく知りたい人は、「ニキビの予防とケアおよび治療にはどのような方法があるのでしょうか?」をお勧めします。

     

    【3】基礎化粧品でのスキンケアや医薬部外品の使用を中心とした対策・治療

    基礎化粧品でのスキンケア市販の医薬品などを使用しても、効果が無かったり、まだ悪化が続くような場合には、病院へ行くよりも、まずは自宅で対処しようとする人が多いです。

    私はそうだったのですが、あなたは、そうではなかったでしょうか?

    自宅でなんとか対処しようとする場合には、基礎化粧品でのスキンケアや医薬部外品の使用を中心とした対策・治療が中心になります。

    一般に、思春期にきびであれば、医薬品だけで治る事も多いですが、お化粧を始めた頃から始まる大人にきびは、なかなか簡単には治りません

    しかし、だからといって、どうにか自分で出来そうな感じのにきびなら、いきなり皮膚科にゆくストレスにも耐えがたいものがあります。

    そのような場合に、基礎化粧品の対応や医薬部外品の対応で、どうにか対応しようとするんですよね。

    特に大人ニキビの場合には、このような対応が一番多いのではないかと思います。

    その理由は、自分が自宅で出来る対応でにきびが治せるなら、精神的にストレスの小さな治療方法だと思うからです。

    正直、一度、にきびを治そうと皮膚科にいった時、たまたまお医者さんとの相性が悪かったのかもしれませんが、病院での対応は苦痛でした。

    お化粧を2週間止めて、睡眠時間を十分に取って、食事は・・・などと、女性のお医者さんが私にとっては「絵に描いた餅」のような事を言ってきます。

    そんな優雅な生活が送れないから、にきびが出来たような状態なのに、・・・なかなか理解してもらえません。

    お医者さんが言っている事は、よく解るんですが、つらい部分がありますね。

    実は、基礎化粧品でのスキンケアや医薬部外品の使用を中心とした対策・治療では、直接的に、今あるにきびを治療するという効果は、あまりありません。

    どちらかと言うと、にきびの悪化因子を極力少なくして、毛穴や肌質や体質を改善して、にきび治療につなげて行くというような感じになります。

    ですから、ゆっくりとした効果なのですが、肌などが急に荒れることなども少なく、ある程度のお化粧も出来るので、精神的にはストレスが小さいです。

    その方法には、下のようなものがあります。

    医薬部外品・プロアクティブビーグレン・オルビスクリアローション
    基礎化粧品・ノンコメドジェニック系・NOV-ACシリーズ
    基礎化粧品・ピーリング系・ETVOS-セラミディアル
    予防とケア専用小物・ニキビ用洗顔剤(石鹸)・コメドプッシャー・毛穴パック
    ビタミン誘導体・ビタミンA・ビタミンC

    などなどです。

    いろいろ試して自分の肌や生活に合ったものを見つけておけば、病院へ行くようなストレスもなく、にきび治療が行えますね。

    【3】基礎化粧品や医薬部外品について、もっと詳しく知りたい人は、「ニキビの予防とケアおよび治療にはどのような方法があるのでしょうか?」をお勧めします。

     

    【4】健康食品・サプリメント・食事対策・ストレス対策を中心とした対策・治療

    健康食品・サプリメント・食事対策・ストレス対策にきびで困っている方の中には、薬が飲めない人や、肌が過敏過ぎて、西洋医学的な治療が受けられない人もいます。

    私の姪なども、アトピーがひどい上に、にきびに長い間悩まされ続けていました。

    また、思春期にきびが重症になってしまうような人も多くいますが、そのような場合も、成長期の男性ホルモンの増加が主原因なので、対応が難しい事が多いです。

    そのような場合に、健康食品・サプリメント・食事対策・ストレス対策を中心とした対策・治療が役立ちます。

    その中でも、特に、食事対策やサプリメント対策は、もし、それで症状が改善するなら、少しずつ「漢方薬」による治療にシフトしてゆける可能性が出てきます。

    にきび治療においては、漢方治療はれっきとした推奨治療方法として医学界でも認められているので、その可能性が見つかれば、治療を行う事が出来ます。

    いずれにしても、西洋医学的な治療法に過敏に反応してしまったり、アトピーなどで、治療のリスクが大きい場合には、体にやさしい治療法を選択する必要があります。

    治療の方法としては、下のようなものがあります。

    健康食品・ビタミンA/C/E・ビタミンB2/B6・カルシウム
    サプリメント・ビタミンA/C/E・ビタミンB2/B6・カルシウム
    食事対策・低GI食品の選択・牛乳製品の抑制・w-6脂肪酸食品の抑制
    ストレス対策・睡眠時間・搔破抑制・整腸/便秘抑制・生理不順解消

    このような事は、にきびの治療以外にも、毛穴やお肌の健康につながり、やがてはにきびの治療にもつながてきます。

    少しでも取り入れて、にきびを無くす方向へ、体質を変えてゆく事はとっても良い事だと思います。

    【4】健康食品・ストレス対策について、もっと詳しく知りたい人は、「ニキビの予防とケアおよび治療にはどのような方法があるのでしょうか?」をお勧めします。

     

    【5】エステサロン・体質改善プログラムを中心とした対策・治療

    エステサロン・体質改善プログラム一般の方には、あまりなじみが無いと思いますが、にきびを極力作ってはいけないような職業の方もいます。

    そのような方は、エステサロン・体質改善プログラムを中心とした対策・治療なども視野に入れてにきび対策をしていますね。

    そういう私も、障害に1回だけ結婚式の前に、ウェディングサロンなるものをやったことがあります。

    たしかに、いたれりつくせりで、私のお肌のケアをしてくれますので、1ヵ月の間に、みるみる肌は色つやが良くなりました。

    確かに、いろんな意味で余裕があれば、エステサロン・体質改善プログラムを中心とした対策・治療を行っていれば、にきびの悩みはほとんど無くなる気がします。

    私も、いつも、お肌はぷるんぷるんの状態だったので、夢のような、結婚式前の1か月間でした。

    ただ、注意しなければいけない事もあります。

    特ににきび中心にケアをしてもらう場合には、濃度の高い薬品による「ピーリング」は、いろいろな肌のトラブルが発生しています。

    実は、濃度の高い薬品による「ピーリング」は、皮膚科の医師による施術が推奨されているにも関わらず、医師でない方の施術も、未だ多いんです。

    エステサロンなどの病院以外で「ピーリング」を行う時には、医師免許を持たれた方のいる所を選択するのが得策です。

    エステサロン・体質改善プログラムなどでの対応には、下のようなものがあります。

    スキンケア・クレンジング(指導含む)・洗顔(指導含む)・保湿(指導含む)
    化粧・化粧品選択(指導含む)・化粧下地(指導含む)・ファンデーション(指導含む)・フェイスパウダー(指導含む)・ポイントメイク(指導含む)
    ケア・洗顔ピーリング・化粧水ピーリング・角栓除去・ビタミンC導入

    などですね。

    【5】エステサロン・体質改善について、もっと詳しく知りたい人は、「ニキビの予防とケアおよび治療にはどのような方法があるのでしょうか?」をお勧めします。

    アクネちゃん♪にきび治療にはいろいろなものがありますが、自分のライフスタイル、にきびの症状や自分の肌質などを考えて、一番ストレスの少ない方法を選びたいですね。

    いろいろなにきび治療について、知識を身に着ける事は、あなたのにきび治療の選択肢を広げます。

    その中から、あなたが一番やりやすい方法で、にきび治療を行う事が出来れば、生活に笑顔が増えてきますね。🙄

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