ニキビを治す方法と効く薬の一覧

ニキビを治す方法と効く薬

ニキビに悩んできた数十年の間に、ニキビを治す方法と効く薬をいろいろ試してきました。

ここでは、いままでに試してきたものを全部挙げて、紹介してみたいと思います。

中には、私の子供や親せきのいとこがニキビを治すために行ったものもありますが、その後、私も実際に買って使ってみた感想を書いています。

実際に試した、ニキビを治す方法と効く薬は、下のように分類してまとめています。

 

実際に試したニキビを治す方法と効く薬の一覧

【1】皮膚科もしくは美容皮膚科の受診を中心とした対策・治療
病院へ通い施術などの治療を受ける方法
  • 聖心美容クリニック
  •  
    病院で処方される医薬品を使用する方法
  • アダパレン(ディフェリン)15g
  • 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
  • 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
  • 桂枝茯苓丸料加ヨク苡仁(けいしぶりょくがんかよくいにん)
  •  
    【2】市販の医薬品(OTC医薬品)の使用を中心とした対策・治療
  • ペア アクネクリーム
  • クレアラシル
  • ビフナイト
  •  
    【3】基礎化粧品でのスキンケアや医薬部外品の使用を中心とした対策・治療
    ニキビへの主な対策としてピーリング効果を利用したもの
  • プロアクティブ
  • エトヴォス バランシングライン
  •  
    ニキビへの主な対策として抗菌・抗炎症効果を利用したもの
  • b.glen(ビーグレン)
  • 富士フイルム ルナメアAC
  •  
    敏感肌対策として低刺激な抗菌・抗炎症効果を利用したもの
  • nov(ノブ)ACシリーズ
  • オルビス クリアミニ
  •  
    皮脂の分泌過多が主な原因の思春期ニキビに適したもの
  • NonA(ノン・エー)
  • ファースト クラッシュ
  •  
    ニキビ跡の改善を行うのに適したもの
  • ニキビ痕専用「リプロスキン」
  •  
    【4】健康食品・サプリメント・食事対策・ストレス対策を中心とした対策・治療
  • 女性のミカタ
  • 絹美人
  •  
    【5】エステサロン・体質改善プログラムを中心とした対策・治療
  • エルセーヌ
  •  
     

    【1】皮膚科もしくは美容皮膚科の受診を中心とした対策・治療

    ニキビはれっきとした、「尋常性痤瘡治療(じんじょうせいざそう)」という皮膚病です。

    あなたに時間的・精神的・経済的に余裕があるのであれば、まずは診察を受ける事をおすすめします。

    ただし、気をつけなければいけないのは、病院に長くかよって治療を受けても、治療効果に十分に満足していない人が多いという事です。

    十分に満足する結果(痤瘡を完全に治したい)を得たいのであれば、病院での治療以外にも、基礎化粧品・医薬部外品でのスキンケアや食事・ストレス対策なども必要です。

    【1】皮膚科もしくは美容皮膚科の受診を中心とした対策・治療を大きく分けると、

  • 病院へ通い施術などの治療を受ける方法
  • 病院で処方される医薬品を使用する方法
  • の2つの方法があります。

    それぞれについては下のようなものです。

     

    病院へ通い施術などの治療を受ける方法

    専門の美容皮膚科でニキビ治療を受けるのは、ニキビを早く治すためのよい方法です。

    保険適応外の治療などもあるので、事前にくわしく説明を受けておく必要がありますが、時間的・精神的・経済的に余裕がある方は、ニキビを治す近道になりますね。

    聖心美容クリニック聖心美容クリニック
    病院でニキビを治したいという人には、聖心美容クリニックがおすすめです。施術を行ってくれるのが医師なので、安心して治療をまかせることが出来ます。また、医療機関でしか購入出来ないニキビ治療薬の取り扱いや、経験豊富な医師によるケミカルピーリング、そして、医療機器であるイントラセルやレーザーを使用したカーボンピーリングなど、より高度なニキビ治療も可能です。
    クリニックのある、札幌、東京、大宮、横浜、熱海、名古屋、大阪、広島、福岡、上海の方にはおすすめの美容皮膚科です。
    アクネちゃん♪
    病院でニキビ治療を行うのであれば、皮膚科か美容皮膚科を選ぶ必要があります。特に、原因不明のニキビで長く悩んでいる人は、治療の事も考えて、施術の設備の整った美容皮膚科での診察がおすすめです。また、ピーリングなどは医師の施術が推奨されていますので、病院であれば安心です。聖心美容クリニックのような専門の病院であれば、施術の実績も多く、さらに安心できますね。
     
     

    病院で処方される医薬品を使用する方法

    病院で処方される医薬品は、医学的な根拠があって選ばれている薬なので、ニキビを治すためには、かなり効果的です。

    ただし、効果が高い反面、使用方法に特徴や制限があったり、副作用があるのに注意が必要です。

    この下で紹介するサイトより購入が出来ますが、購入する前に必ず皮膚科に行き、現在自分で行っているニキビ対策を伝えたうえで、処方箋をもらう必要があります。

    アダパレン(ディフェリン)45gアダパレン(ディフェリン)15g
    世界標準のニキビ治療薬といっても過言ではないのがアダパレンです。ニキビ治療では世界よりかなり遅れをとっているわが国でも、2008年より海外における主要なニキビ治療薬であるアダパレンが処方できるようになりました。その効果は、「尋常性痤瘡治療ガイドライン」で、ニキビ治療に対して、使用するように強く推奨されているほどです。最近では同じ成分で、同じ効果を持つ、ディフェリンジェネリックも供給されています。
    使用する前に皮膚科の先生に、今行っているニキビ対策を伝えたうえで処方箋をもらう必要がありますが、確実に効果の表れる医薬品です。
    荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
    ニキビの治療薬として、皮膚科で漢方薬が使われているのは、意外に知られていません。しかし、ニキビの起こる原因は毛穴の炎症が大きな原因なので、肌で炎症を起こしやすい体質を改善する処方として、荊芥連翹湯の効果が確認されています。「尋常性痤瘡治療ガイドライン」でも、ニキビ治療の医薬品として推奨されていて、塗布型の薬との併用して服用すると効果が高い事も確認されています。
    使用する前に皮膚科の先生に、今行っているニキビ対策を伝えたうえで処方してもらう必要がありますが、効果の確認された医薬品です。
    十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
    十味敗毒湯は、「尋常性痤瘡治療ガイドライン」で、ニキビのような肌の化膿性炎症の初期に対して効果のある医薬品として推奨されています。特に、抗生物質や外用薬を使用しても改善しない炎症の治療に対しての効果が大きいとされていて、化膿を繰り返すものに対して体質改善で対応する目的にも用いられます。通常は単独での使用では効果が薄い事が多いので、外用薬や食事養生(食生活の改善)との併用が多いです。
    使用する前に皮膚科の先生に、今行っているニキビ対策を伝えたうえで処方してもらう必要がありますが、効果の確認された医薬品です。
    桂枝茯苓丸料加ヨク苡仁(けいしぶりょくがんかよくいにん)桂枝茯苓丸料加ヨク苡仁(けいしぶりょくがんかよくいにん)
    荊芥連翹湯と十味敗毒湯が、主に毛穴周辺の炎症を改善する効果があるのに比べ、桂枝茯苓丸料加ヨク苡仁は、皮膚の保湿や角化増殖抑制機能に働きかけて、毛孔(毛穴の出口の穴)の角化異常を改善する効果があります。「尋常性痤瘡治療ガイドライン」で推奨される治療薬であり、働きとしては、月経不順やしみの改善、皮膚に栄養を与えて皮膚のあれを改善するなどがあり、毛孔がふさがりにくくする効果があります。
    使用するには皮膚科の先生に、今行っているニキビ対策を伝えたうえで処方してもらう必要がありますが、効果の確認された医薬品です。
    アクネちゃん♪
    病院で処方される薬のうち、一般に最も効果が高いのがアダパレンです。アダパレンは1996年頃から世界80ヶ国以上で使用されていますが、日本では2008年に認可されました。漢方についても、荊芥連翹湯十味敗毒湯桂枝茯苓丸料加ヨク苡仁が、皮膚科でニキビ治療用に処方されています。医薬品は効果が高いのですが、副作用などもあるので、あまり長期に使用したくないのが本音ですね。ニキビがあるうちは使用するにしても、ニキビが治った後の予防にまでは使いたくないですね。
     
     

    【2】市販の医薬品(OTC医薬品)の使用を中心とした対策・治療

    一般の薬局などで市販されている医薬品は、単発で発生するニキビにを一つずつ治して行く場合には効果的です。

    また、処方箋なども不要なので、簡単に使用できるのもありがたいですね。

    でも、個々のニキビには効果があるのですが、肌全体に対する効果はないため、ニキビの発生を抑えるような効果は期待できず、ニキビが出来た後の対応となります。

    ほとんどは、ニキビの場所に直接塗る、「イオウ系」か「抗菌剤系」か「抗炎症系」となりますが、時折、ポツポツできる程度のニキビに事後対応するのであれば役立ちます。

    ペア アクネクリームペア アクネクリーム
    ペア アクネクリームは、「抗炎症系」の医薬品です。主成分は、イブプロフェンピコノール(IPPN)を使用していて、非ステロイド系の抗炎症剤となります。主な効果は、塗った部分を殺菌する効果と、皮膚にしみこんで、ニキビの炎症を抑え込んでゆく効果です。ニキビに対しては、それほどひどくないニキビで、ニキビの重症度で「軽症」程度で単発のニキビであれば、ある程度の効果がありました。
    ただし、ニキビの重症度で「中等症」程度以上になると、期待するほどの効果が無く、塗って治るよりも、新しいニキビが出来るスピードの方が早いという感じでした。
    クレアラシルクレアラシル
    クレアラシルは「イオウ系」+「抗菌剤」のニキビ治療薬で、主成分はイオウとレゾルシンになります。主な効果は、まずイオウが角質を柔らかくして、閉じてしまっている毛孔(毛穴の出口の穴)を開かせ、レゾルシンでその毛穴の中を殺菌するとともに乾燥させてニキビを治すという効果です。ニキビに対しては、それほどひどくないニキビで、ニキビの重症度で「軽症」程度で単発のニキビであれば、ある程度の効果がありました。
    ただし、ニキビの重症度で「中等症」程度以上になると、期待するほどの効果が無く、塗って治るよりも、新しいニキビが出来るスピードの方が早いという感じでした。
    ビフナイトビフナイト
    ビフナイトは「イオウ系」+「抗炎症系」のニキビ治療薬で、主成分はイオウとグリチルリチン酸ジカリウムです。主な効果は、まずイオウが角質を柔らかくして、閉じてしまっている毛孔(毛穴の出口の穴)を開かせ、グリチルリチン酸ジカリウムの抗炎症作用でニキビの炎症を抑える効果です。ニキビに対しては、それほどひどくないニキビで、ニキビの重症度で「軽症」程度で単発のニキビであれば、ある程度の効果がありました。
    ただし、ニキビの重症度で「中等症」程度以上になると、期待するほどの効果が無く、塗って治るよりも、新しいニキビが出来るスピードの方が早いという感じでした。
    アクネちゃん♪
    一般医薬品は、ニキビが1つか2つ出来たようなときには、個々のニキビにワンポイントで使用すると効果が高いです。でも、ニキビが多くなってくると、肌の状態自体が悪化しているので、個々のニキビ単体にしか効かない一般医薬品では、肌の症状まで改善できないので役不足となり、ニキビが治るのが長引きます。しかし、単発で発生するニキビには便利なのでよく利用します。個人的には、白ニキビ・黒ニキビの場合にはペア アクネクリーム、赤ニキビの場合にはクレアラシル、黄ニキビにはビフナイトという使い分けをしています。
     
     

    【3】基礎化粧品でのスキンケアや医薬部外品の使用を中心とした対策・治療

    直接的に、今あるニキビを治す効果は小さいのですが、肌の状態を全体的に改善してニキビが出来にくい肌の状態をつくり、ニキビを発生しにくくする効果が大きい方法です。

    ニキビのできにくい肌の状態になると、今あるニキビもおのずと治る方向へと向かうので、医薬品ほどのスピードはありませんが、2次的なニキビの治療効果があります。

    日頃行っているお化粧と同じような方法・状態で行え、特にニキビの予防効果が大きいので、現実的には、いちばん受け入れやすいニキビ対策・治療方法になっています。

    基礎化粧品でのスキンケアや医薬部外品の使用では、医薬品に比較すると肌が荒れるなどの副作用が起こりにくい事も、この方法をニキビ対策の主流にしています。

    ただ、この方法で対処できるのは、ニキビの重症度で「中等症」程度までなので、これより悪化した場合には、皮膚科などの受診が必要です。

    【3】基礎化粧品でのスキンケアや医薬部外品の使用を中心とした対策・治療を大きく分けると、

  • ニキビへの主な対策としてピーリング効果を利用したもの
  • ニキビへの主な対策として抗菌・抗炎症効果を利用したもの
  • 敏感肌対策として低刺激な抗菌・抗炎症効果を利用したもの
  • 皮脂の分泌過多が主な原因の思春期ニキビに適したもの
  • ニキビ跡の改善を行うのに適したもの
  • の5つのものがあります。

    それぞれについては下のようなものです。

     

    ニキビへの主な対策としてピーリング効果を利用したもの

    ニキビ対策として、ニキビになっている毛穴の出口である毛孔をピーリングで開かせる事は、症状の改善に大きな効果があります。

    ニキビの症状を改善するには、かなり効果的なのですが、その反面、ニキビの症状や肌の状態によっては、ピーリングの副作用についても考える必要があります。

    必ずトライアル品などで、1か月以上は試験的に試してみてから、本格的な使用を始める必要があります。

    プロアクティブプロアクティブ
    プロアクティブは、薬用洗顔料のクレンザー、薬用化粧水(ふきとり用)のトナー、薬用クリームのトリートメントの3つのアイテムの基本セットでニキビ対策を行います。特徴的な成分はサリチル酸(ピーリング剤)です。かるいピーリング効果を基本として、ニキビの毛孔を開いて毛穴を殺菌し、抗炎症作用でニキビの炎症を抑え、トリートメントで肌にうるおいを与える事で、ニキビのできにくい肌をつくります。
    医薬部外品の中では、効果の強いタイプとなり、効果的なニキビ対策とスキンケアが出来ます。肌のタイプによっては不向きな方もいますので、試しながら使い始める必要があります。
    エトヴォスバランシングラインエトヴォス バランシングライン
    エトヴォス バランシングラインは、洗顔石鹸のクリアソープバー、ピーリング剤のスキンピールジェル、化粧水のVCローション、美容液のVCセラムの4つのアイテムの基本セットでニキビ対策を行います。特徴的な成分はグリコ-ル酸(ピーリング剤)です。かるいピーリング効果を基本として、ニキビの毛孔を開かせ、抗炎症作用でニキビの炎症を抑え、セラミドや高保湿成分で肌を整えて、ニキビのできにくい肌をつくります。
    ピーリング剤の使用頻度を下げて、ピーリング効果を調整しながらニキビ対策とスキンケアが出来ます。肌のタイプによっては不向きな方もいますので、試しながら使う必要があります。
    アクネちゃん♪
    ピーリングでニキビ対策するときは、ピーリング効果で肌の角質が薄くなり、皮膚が外部の刺激に敏感に反応するので、基礎化粧品との相性などに注意が必要です。また、アダパレンなどの医薬品との相性もあるので、医薬品と併用する時は注意しながらスキンケアを行う必要があります。プロアクティブエトヴォスは、両方使ったことがあるのですが、サリチル酸を使用しているプロアクティブの方が、使いやすくて良く効きました。エトヴォスは、スキンピールジェルの刺激が強い感じがして、どちらかというと肌の強い人向きという感じがしました。
     
     

    ニキビへの主な対策として抗菌・抗炎症効果を利用したもの

    ニキビに対する改善効果はゆっくりとしているのですが、極端な副作用の起こりにくい方法です。

    ピーリング効果などで対策するものは、ニキビが治った後はあまり長く継続しないほうが良いのですが、抗菌・抗炎症効果を利用したものは長期の対応が可能です。

    ニキビが治った後も、日常継続して利用し続けることで、ニキビの予防を行う事が出来るので、治った後も、1年程度以上は継続することをお勧めします。

    ビーグレンb.glen(ビーグレン)
    ビーグレンは、洗顔料のクレイウォッシュ、化粧水のクレイローション、美容液のCセラムの3つのアイテムの基本セットでニキビ対策を行います。特徴的な成分はグリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症剤)です。天然のクレイ(粘土成分)洗顔で肌を整えて有効成分を吸収しやすくし、主に抗炎症効果でニキビの炎症を抑え、さらにビタミンCの効果で、肌のターンオーバー(新陳代謝)を改善し、ニキビのできにくい肌をつくります。
    肌のターンオーバー異常が主な原因で発生するニキビについては高い効果があります。ニキビの主な原因はつかみにくいので、トライアル購入して、試しながら使い始める必要があります。
    ルナメアAC富士フイルム ルナメアAC
    ルナメアACは、洗顔料のファイバーフォーム、化粧水のスキンコンディショナー、美容液のジェルクリームの3つのアイテムの基本セットでニキビ対策を行います。特徴的な成分はグリチルレチン酸ステアリル(抗菌・抗炎症剤)です。天然のカオリン(粘土成分)洗顔で肌を整え、抗菌・抗炎症効果でニキビの炎症を抑え、保湿成分を肌に与えて、肌のターンオーバー(新陳代謝)を改善して、ニキビのできにくい肌をつくります。
    肌の部分的な乾燥や肌荒れが主な原因で発生するニキビについては高い効果があります。ニキビの主な原因はつかみにくいので、トライアル購入して、試しながら使い始める必要があります。
    アクネちゃん♪
    抗菌・抗炎症効果を最大限に利用してニキビ対策をしようというタイプは多いのですが、自分で使ってみて、効果が高かったのはビーグレンルナメアACです。ピーリング効果のプロアクティブなどよりは、若干効き方もゆっくりしていて、効果も弱いような感じなのですが、その反面、皮膚のかさつきやヒリヒリ感なども全く無く、安心して使えました。使用後の肌の調子が良かったので、ニキビが治ってからも「ニキビの予防剤」として1年くらいは使いましたが、長く使ってみて、私の肌に合った気がしたのはビーグレンの方でした。気のせいか、美容液のCセラムで、肌にハリが出た気がします。
     
     

    敏感肌対策として低刺激な抗菌・抗炎症効果を利用したもの

    特に敏感肌の方や、肌にトラブルをかかえている方であれば、低刺激な抗菌・抗炎症効果を利用したものでニキビ対策をしないと、別の皮膚病になるおそれがあります。

    たとえば、敏感肌の方が、無理なピーリングなどを行うと、そのせいで、よりニキビが悪化して、重症となる事もあるので注意が必要です。

    敏感肌の方は、「低刺激な抗菌・抗炎症効果を利用したもの」→「抗菌・抗炎症効果を利用したもの」→「ピーリング効果を利用したもの」の順で試す必要があります。

    nov(ノブ)ACシリーズnov(ノブ)ACシリーズ
    nov(ノブ)ACシリーズはメイク落としのジェル、洗顔料のフォーム、化粧水のローション、保湿剤のジェルの4つのアイテムの基本セットでニキビ対策を行います。特徴的な成分は感光素201号(抗菌剤)です。皮膚科の臨床結果に基づいて、出来るだけ肌に低刺激な方法で、ニキビの炎症を抑える事を目指して開発されているので、敏感肌やトラブルをかかえる肌の肌質を改善して、ニキビのできにくい肌をつくります。
    特に傷んだ肌や敏感肌への使用や、アダパレン(医薬品)などと併用するなどのニキビ対策が行えます。肌の状態によっては不向きな方もいるので、試してから使い始める必要があります。
    オルビスクリアミニオルビス クリアミニ
    オルビスクリアミニは洗顔料のクリアウォッシュ、化粧水のクリアローション、保湿液のクリアモイスチャーの3つのアイテムの基本セットでニキビ対策を行います。特徴的な成分はグリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症剤)です。漢方由来の抗菌・抗炎症作用のある有効成分を基材とした洗顔料・化粧水・保湿液で、ニキビの炎症を抑え、肌質を改善して、、ニキビのできにくい肌をつくります。
    漢方由来の成分を優先的に利用しており、肌荒れなどの副作用を起こしにくいニキビ対策が行えます。ニキビの状態によっては不向きな方もいるので、試してから使い始める必要があります。
    アクネちゃん♪
    私のいとこが乾燥肌でアトピー気味だったので、化粧水を使うと、時々肌が赤みを帯びて困っていました。成人してニキビが出来始めた時も、ピーリング系の医薬部外品や一般の化粧品が使えず困っていたのですが、そのような中でも、刺激が少なくて使用できたのが、nov(ノブ)オルビス クリアミニでした。オルビスは元が化粧品会社なので、肌へのやさしさは流石という感じなのですが、nov(ノブ)は皮膚科の医師が臨床結果に基づいて低刺激の化粧水として開発したものだという事で、これも優れものです。いとこの言うには、nov(ノブ)の方が、ニキビへの効果は弱い感じがするのですが、肌にはやさしかったそうです。
     
     

    皮脂の分泌過多が主な原因の思春期ニキビに適したもの

    一般的な思春期ニキビの場合、ニキビの主な原因が、毛穴の中の皮脂線よりの皮脂の分泌量が多いだけという場合が多いです。

    肌の状態が健康であれば、毛穴の出口である毛孔のケアや肌のケアを十分に行えば、ニキビを治す事が出来ます。

    また、成人していない場合には、化粧品などを使っていない事が多いので、メイク落としを考えた対策や、化粧水の使用なども不要となります。

    そのような場合には、毛穴の出口である毛孔のケアや肌のケアに重点を置いて、ニキビ専用の石けんや洗顔剤のみでの対応が適しています。

    NonA(ノン・エー)NonA(ノン・エー)
    ノン・エーは、ニキビ専用に開発された「薬用せっけん」です。特徴的な成分はグリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症剤)です。無添加・無香料・無エタノール・無鉱物油という徹底した製法で、刺激に弱い赤ちゃんやお年寄り、アトピーの人でも安心して使用できます。ニキビを予防する成分として甘草成分(消炎剤)をはじめ、ニキビに効果のあるダイズエキスなどの有効成分で毛穴をケアして、ニキビのできにくい肌をつくります。
    刺激物が殆ど入っていなくて、天然の有効成分たっぷりの石鹸で1日に2回の洗顔を続ければ、自然に毛孔は健康になり、多量に分泌される皮脂を毛穴から排出し始めます。
    ファースト クラッシュファースト クラッシュ
    ファースト クラッシュは、洗顔剤にピーリング効果をプラスしたニキビ専用の洗顔料です。特徴的な成分はサリチル酸(ピーリング剤)です。洗顔料にピーリング剤と保湿剤をプラスすることで、古い角質を軟化させ、毛孔を開かせて、毛穴を清潔にし、肌に潤いを与え、洗顔・ピーリング・保湿のケアをワンステップで行う事が出来ます。着色料などを使わず、オイルフリーで不要な油分をカットしているので、やさしい使い心地です。
    ピーリング効果があるので、ニキビを治す効果はかなり大きいのですが、お肌に合わない事もあるので、試しながら使い始める必要があります。
    アクネちゃん♪
    思春期ニキビは、殆どの場合、中学校頃より始まり高校頃に症状が悪化しますが、この頃は、平均的に肌のケアが不十分な状態が多く発生します。そして、肌が皮脂で脂ぎったような状態になり、おでこや鼻・口まわりに思春期特有のニキビが多発します。このような状況にいちばん効果的なのが、毛穴の出口である毛孔を開かせる効果の高い、専用石鹸や洗顔料を使用した、きちんとした朝晩の洗顔です。まずは、NonA(ノン・エー)のようなニキビ専用石けんで試して、効果が弱ければ、ピーリング効果のあるファースト クラッシュへ変えて試してみるのが良いと思います。あと、洗顔は1日に2回が推奨されていて、回数が多すぎるのは逆効果です。
     
     

    ニキビ跡の改善を行うのに適したもの

    ニキビ跡の改善は、基礎化粧品でのスキンケアや医薬部外品の使用だけでは困難なのですが、ごく軽傷なニキビ跡の場合には、ニキビ跡を目立たなくする効果はあります。

    近づかないとわからない程度のニキビ跡が目立つのは、乾燥肌で、肌のターンオーバー(新陳代謝)が異常なために、肌の表面のゴワゴワが目立つ場合が多いです。

    そのような場合には、肌に保湿効果を与えて皮膚のハリを復活させ、肌のターンオーバーを正常化することで、肌の表面のゴワゴワを目立たなくすることが出来ます。

    リプロスキンニキビ痕専用「リプロスキン」
    リプロスキンは、肌に有効成分を浸透させるように、肌を柔らかくして浸透力を上げる事に注力した、導入型柔軟化粧水です。特徴的な成分は水溶性プラセンタエキスです。プラセンタエキスは、肌の真皮にあるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などの、肌のハリや潤いに関係する成分に良い効果を与え、肌にハリや潤いを取り戻す効果がある事が判明しています。
    良く見ると気になる程度のニキビ跡を、肌のハリと潤いで解りにくくし、また、潤いのある健康な肌を取り戻して、新しいニキビを予防するのにはお勧めの化粧水です。
    アクネちゃん♪
    一般には、ニキビ跡のような瘢痕は、外科的施術をしないと改善しません。しかし、同じニキビ跡でも、それほどひどくは無いのだけれども、近づくと目立つとか、もう少し凸凹がなじんでくれたら解り難いというレベルのものも存在します。そのような場合に有効なのが、導入型柔軟化粧水を使って肌にハリを回復させて、ニキビ跡を解りにくくする方法です。もちろん限界はあるのですが、リプロスキンは、そのような方の悩みを、実際に解消したことで有名になった導入型柔軟化粧水です。
     
     

    【4】健康食品・サプリメント・食事対策・ストレス対策を中心とした対策・治療

    ニキビ対策・治療のためのサプリメントなども、一般に、よく利用されていますが、その効果は、月経などに関係のあるホルモン分泌を安定化させるためのものが主流です。

    特に大人ニキビの場合、卵巣・甲状腺・副腎皮質などよりのホルモン分泌状態の異常が、月経の異常や肌の異常、そしてニキビの発生に関係している事が解っています。

    そのようなホルモン分泌を安定化させるために、食事対策・ストレス対策を行うとともに、ニキビに効果のあるサプリメントも、よく利用されています。

    女性のミカタ女性のミカタ
    女性のミカタは、PMS月経前症候群などによるホルモンバランスの崩れを正常に戻す効果のあるサプリメントです。特徴的な成分はビタミンB1、B6、B12などのビタミンB群です。大人ニキビの場合、ニキビの主な発生原因は、「高アンドロゲン血症」に伴う男性ホルモンの増加であることが分かっています。女性のミカタは、女性のホルモンの安定に必要な成分をバランスよく配合しています。
    ニキビを悪化させる牛乳や脂肪酸の多い食品の摂取を控え、食材をニキビを起こしにくい「低GI食品」へ変更し、さらに、サプリメントを摂取すればホルモン状態も安定しニキビも減ります。
    絹美人絹美人
    絹美人は、大人ニキビに効く成分をふんだんに取り入れた、大人ニキビ専用のサプリメントです。特徴的な成分はビオチン(ビタミンB7)です。皮膚や粘膜の健康維持に良いとされる、コラーゲン・トゲナシエキス・プラセンタエキス・コエンザイムQ10・コンドロイチン・ローヤルゼリーなどの数えきれないほどの有効成分で作られているのが特徴です。多様な有効成分の働きで、ホルモンの働きを正常化させ、肌環境を改善します。
    ニキビを悪化させる牛乳や脂肪酸の多い食品の摂取を控え、食材をニキビを起こしにくい「低GI食品」へ変更し、さらに、サプリメントを摂取すればホルモン状態も安定しニキビも減ります。
    アクネちゃん♪
    大人ニキビについては、ストレスや生活習慣などが原因で、異常なホルモンの分泌が引き起こされる事に加え、食品や栄養分の偏りや必須成分の過不足などもニキビの発生に関係している事が明らかになってきています。そのうち、食品や栄養分については、ニキビを抑える効果がある事として、「低GI食品」への転換、牛乳・脂肪酸の多い食品を控える事、亜鉛やビタミン類の摂取量を上げる事などが判明しています。また、漢方についてもニキビに効果のあるものが判明し、その一部は医薬品にまでなっています。このような流れの中、女性のミカタ絹美人のような、大人ニキビを抑える成分を多く含むサプリメントが登場していますので、ニキビの出来にくい体質を手に入れたい方には強い味方になります。
     
     

    【5】エステサロン・体質改善プログラムを中心とした対策・治療

    経済的に余裕のある方であれば、エステサロンでお肌の管理を専門家にしてもらう事で、ニキビの対策が行えます。

    何故、女優さんなどには、ひどいニキビで悩まれている方がいないのかは、日々、専門の方に自分の肌を管理してもらっているからです。

    ただ、ピーリングなどの施術については、皮膚科での施術が推奨されていますので、必ず皮膚科の医師免許を持たれている所でする必要がある事に注意が必要です。

    エルセーヌエルセーヌ
    エステサロンでニキビ対策を行いたい方には、エルセーヌがおすすめです。特に、なかなか治らないしつこいニキビにお悩みなのであれば、まずは、「光フェイシャルの浄化・極みコース」の体験コースを、1度実際に経験して見ることをおすすめします。実際にニキビ対策のエステのコースを契約すると数万円となり高額なのですが、体験コースで自分のニキビについての説明を聞くだけでも、かなり有効な知識を得ることが出来ます。
    ニキビがなかなか治らない場合には、長引くほどあなたのQOLの低下が続き、貴重な若い頃の時間が失われてしまいます。値段に代えがたい効果があると思います。
    アクネちゃん♪
    エステサロンでニキビ対策を行うんだったら、エルセーヌがおすすめです。なんといっても、初回の体験¥2,000というのが魅力です。体験コースの時に、どのような方法でミキビを治してゆくのかを詳しく説明してくれるので、その中から自分の好きな方法を相談して決める事も出来ます。原因不明のニキビで長く悩んでいる人には、情報収取のためにも、一度試してみるのがおすすめです。
     
     
    大人ニキビを治す方法
    大人ニキビのスキンケア
    思春期ニキビを治す方法
    思春期ニキビのスキンケア
    ニキビ跡を治す方法
     
    Bookmark this on Yahoo Bookmark
    LINEで送る
    Share on GREE

    FaceBook LikeBoxFaceBookにログインすれば、メンバーと交流できます♪

    このページへの、コメントを残す

    コメント

    サブコンテンツ

    このページの先頭へ