ニキビの種類にはどのようなものがあるのでしょうか?

あなたは、ニキビの種類にはどのようなものがあるのかをご存知ですか?
多分、大体のところはご存知なのでしょうけれど、誰かからはっきりと説明を聞かれたことはありますか?
実は、あなたが自分のニキビを本気で治そうと思うのなら、自分のニキビの種類をきちんと知ることはとても大事なんですよ。
この記事の目次
ニキビのいろいろな種類
ニキビの種類を知る事が大事な理由は、ニキビの種類によって、ケアや治療の方法が違ってくるからです。
たとえば、あなたのニキビが、つぶした方が良いニキビなのか、つぶさない方が良いニキビなのかを判断するときなどにも参考になるんです。
今回は、ニキビの種類について詳しく説明をしてみたいと思います。
ただし、この記事で説明するのは、一般のニキビの成長過程で発生する、いろいろなニキビの種類です。
ニキビの種類で言うと、
の6種類ですね。
あなたも、このようなニキビの種類の名前は、一度はお聞きになったことがあるのではないでしょうか。
なお、瘢痕については、ニキビ跡を代表するものとして、ニキビの種類に加えていますので、ご理解ください。

ニキビの人生には2種類の人生
実は、ニキビの種類を考えるときに、注意する点があります。
それは、ニキビが誕生してから収束(治る)するまでには、大きく分けて、2種類の人生が待ち構えていて、それぞれの人生で登場するニキビの種類が違うという事なんです。
では、その2つの人生を見てみましょう。
白ニキビから~黒ニキビに成長する人生
その1つ目の人生は、ニキビの誕生となる微小面皰(小さなコメド)から、白ニキビへと成長し、肌への被害が小さくてすむことの多い黒ニキビに成長するものです。
通常、白ニキビから黒ニキビに成長した場合には、適当な時期に、上手にニキビをつぶし、中の角栓や皮脂を取り除けば、ニキビ跡が残らないことがほとんどです。
しかし、黒ニキビの場合でも、ニキビをつぶし、中の角栓や皮脂を取り除くのは、良い時期に、上手に行わないと赤ニキビと同じ状況になりかねない事には注意が必要です。
白ニキビから~赤ニキビに成長する人生
そして、もう1つの人生は、ニキビの誕生となる微小面皰(小さなコメド)から、白ニキビへと成長し、肌への被害が大きくなる事の多い赤ニキビへと成長するものです。
白ニキビから赤ニキビに成長した場合には、処置を誤ると、やがて黄ニキビにまで成長する事がかなり多くなります。
そして、赤ニキビから黄ニキビにまで成長した場合には、そのほとんどの場合、ニキビが治っても、肌に何らかの傷跡を残します。
その傷跡は、最悪の場合には、レーザー治療などを行わないと隠せないほどの凹みである瘢痕(はんこん)や、ケロイドとなる場合もあるのです。
このような事を知っていれば、微小面皰や白ニキビの段階から、きちんとした対処を始める事がいかに大切なのかが判ると思います。
ニキビの2種類の人生に登場するニキビの種類
では、今から、ニキビをその生い立ちが解りやすいように、2種類の人生に分けたうえで、それぞれの人生で登場するニキビの種類を説明してみたいと思います。
ニキビの種類を、ニキビの人生として考える事で、今のあなたのニキビの成長段階が解り、注意しなければいけないタイミングなども解りやすくなると思います。


誕生→白ニキビ→黒ニキビとなる人生に登場するニキビの種類
ニキビの誕生となる微小面皰(小さなコメド)から、白ニキビへと成長し、肌への被害が小さくてすむことの多い黒ニキビに成長するニキビの人生は、下の過程を通過します。
ニキビが出来ても対応が良ければ、白ニキビの状態がしばらくの間続いた後、完治するのですが、対応や状況が悪いと、黒ニキビまで成長します。
しかし、私の経験上、黒ニキビになった場合には、適当な時期に、良い方法でニキビをつぶし、中の角栓を上手に取り除けば、ニキビ跡がわからない程度にまで治る事が殆どでした。
当然、注意は必要ですが、間違いなく、赤ニキビになるよりは治りが早く、軽傷ですむ事が多いのが黒ニキビです。
誕生→白ニキビ→黒ニキビとなるニキビの人生の過程
黒ニキビへと成長するニキビの人生には、
という3種類のニキビが登場します。
【補足】として、黒ニキビを上手につぶして、中の角栓を取り出した直後の毛穴の状態も説明します。
では、下の順番で説明しますね。
【0】スタート:ニキビの無い状態
ニキビの無い肌
ニキビの無い状態です。いつまでも、このような肌でありたいものです。
毛穴の出口(毛孔)が開いており、毛穴の中にある皮脂腺から皮脂が分泌されても、空いた毛穴の口から肌の表面へと、皮脂が十分に排出出来ている状態です。
【1】ニキビの赤ちゃん誕生(微小面皰)
微小面皰
ニキビの赤ちゃんとして、微小面皰(小さなコメド)が誕生します。
微小面皰は、上の写真では目で見える大きさですが、実際には、目に見えないほどの小さなものもたくさんあります。
目で見てもわからないような肌でも、皮膚の組織を検査すると、実際には30%の毛穴が微小面皰となっているというほどに、知らぬ間にたくさん発生している場合もあるんです。
30%【引用】にきび最前線
思春期であれば、主に男性ホルモンなどの影響により、排出しきれない程の皮脂が分泌され、その悪影響などで毛穴の出口がふさがれ、微小面皰が誕生する事が多いです。
大人になってからであれば、ストレスや生活習慣、月経周期や遺伝などの影響により、排出しきれない程の皮脂が分泌され、微小面皰が誕生する事が多いです。
微小面皰の時点で、良い対応をしていれば、ニキビにまで成長しないで、なくなってしまう事も多いです。つまり、この時期の処置がニキビの発生に大きな影響を与えるんです。
【2】ニキビに成長(白ニキビ)
白ニキビ
微小面皰は、あなたの対応や肌の状況、そしてあなたの健康状態や精神的なストレスなどの原因により、白ニキビに成長します。
白ニキビは、ニキビの子供であると考えておけば、解りやすいと思います。そして、この時期の対応が、この後の人生に大きく影響してきます。
白ニキビは、毛穴の出口が閉じられてしまったた状態で、その毛穴の中に皮脂などが溜まっている状態のものです。
外見としては、直径0.1mm~3mm程度のものが多く、小さなものは、自然に3~4日程度で消えてしまうものも多いです。
しかし、直径3mm程度以上の大きなものは、何週間~何か月も消えずに存在し続ける事が多いです。
そして、その大き目のニキビについては、あるものについては、毛穴の出口が自然に開き、黒ニキビへと成長してゆくのです。
また、黒ニキビにならなかったものについては、白ニキビの状態が長く続き、その後、毛穴の出口が閉じたままの状態で炎症を起こすことが多くなります。
そして、毛穴の出口が閉じたままの状態で炎症を起こしたニキビついては、別の人生となる、赤ニキビへと成長してゆくのです。
困ったことに、なぜ、白ニキビから、黒ニキビと赤ニキビに分かれてゆくのかについては、未だにハッキリとした、原因は解明されていないのです。
【3】毛孔が開いて成長(黒ニキビ)
黒ニキビ
白ニキビの状態から、毛穴の出口が開口してニキビが成長した場合、黒ニキビへと成長します。
最近では、微小面皰から、直接黒ニキビになる成長過程もあると言われています。
白ニキビになった後、運が良ければ、対処のしやすい黒ニキビになります。
黒ニキビは、毛穴の出口が開放しているのが特徴で、黒い色はメラニンなどの色素の色と言われています。
毛穴の出口が空いているので、ほとんどの場合、専用器具を使えば、毛穴の中の内容物を出しやすい状態にあるのです。
黒ニキビは、毛穴の内壁がまだ存在していて、中の皮脂や角栓が押し出せる程度の量となっている場合には、清潔な状況で角栓除去を行えば、早くニキビが治る事が多いですね。
黒ニキビになってしまった場合には、タイミングを見計らい、上手に中の角栓を取り除く事をお勧めします。
【補足】ニキビの角栓除去
角栓除去
黒ニキビの場合には、きちんとした方法で行えば、上手にニキビ内部の角栓を取り出し、ニキビをきれいに治すことも出来ます。
その方法は、角栓除去とかコメドプッシュと言う風に呼ばれており、使用する専用器具は角栓プッシャー・コメドプッシャーなどと呼ばれています。
角栓の除去については、自分で行っている人も多いと聞いていますが、あなたは如何でしょうか?
実は、私も、自分で角栓処理をやっているうちの一人です。
今までやってきて、一度も、化膿したり、赤ニキビに成長したり、跡が残ったりしたことはありません。
個人的には、ちゃんとした清潔な専用器具を使い、十分に注意して、良いタイミングで行えば、黒ニキビは自分で処置できると思います。
誕生→白ニキビ→赤ニキビ→黄ニキビ→瘢痕となる人生に登場するニキビの種類
ニキビの誕生となる微小面皰(小さなコメド)から、白ニキビへと成長し、肌への被害が大きくなる事の多い赤ニキビへと成長するニキビの人生は、下の過程を通過します。
ニキビが出来ても対応が良ければ、白ニキビの状態がしばらくの間続いた後、完治するのですが、対応や状況が悪いと、炎症を起こして、赤ニキビまで成長します。
そして、赤ニキビになっても対応や状況が良くなかった場合には、さらに化膿してしまい、黄ニキビへと成長し、肌に瘢痕やケロイドなどの爪痕を残してしまうのです。
誕生→白ニキビ→赤ニキビ→黄ニキビ→瘢痕となるニキビの人生の過程
赤ニキビへと成長するニキビの人生には、
という5種類のニキビが登場します。
瘢痕(はんこん)とは、実際にはニキビ跡の事なのですが、あなたの肌にとって大きな問題となるので、ニキビの種類のひとつとして毛穴の状態などを説明します。
【0】スタート:ニキビの無い状態
【1】ニキビの赤ちゃん誕生(微小面皰)
【2】ニキビに成長(白ニキビ)
【3】ニキビに炎症が発生(赤ニキビ)
【4】ニキビが悪化して化膿(黄ニキビ)
【5】瘢痕やケロイドなどの傷となる。
【0】スタート:ニキビの無い状態
ニキビの無い肌
ニキビの無い状態です。いつまでも、このような肌でありたいものです。
毛穴の出口(毛孔)が開いており、毛穴の中にある皮脂腺から皮脂が分泌されても、空いた毛穴の口から肌の表面へと、皮脂が十分に排出出来ている状態です。
【1】ニキビの赤ちゃん誕生(微小面皰)
微小面皰
ニキビの赤ちゃんとして、微小面皰(小さなコメド)が誕生します。
微小面皰は、上の写真では目で見える大きさですが、実際には、目に見えないほどの小さなものもたくさんあります。
目で見てもわからないような肌でも、皮膚の組織を検査すると、実際には30%の毛穴が微小面皰となっているというほどに、知らぬ間にたくさん発生している場合もあるんです。
30%【引用】にきび最前線
思春期であれば、主に男性ホルモンなどの影響により、排出しきれない程の皮脂が分泌され、その悪影響などで毛穴の出口がふさがれ、微小面皰が誕生する事が多いです。
大人になってからであれば、ストレスや生活習慣、月経周期や遺伝などの影響により、排出しきれない程の皮脂が分泌され、微小面皰が誕生する事が多いです。
微小面皰の時点で、良い対応をしていれば、ニキビにまで成長しないで、なくなってしまう事も多いです。つまり、この時期の処置がニキビの発生に大きな影響を与えるんです。
【2】ニキビに成長(白ニキビ)
白ニキビ
微小面皰は、あなたの対応や肌の状況、そしてあなたの健康状態や精神的なストレスなどの原因により、白ニキビに成長します。
白ニキビは、ニキビの子供であると考えておけば、解りやすいと思います。そして、この時期の対応が、この後の人生に大きく影響してきます。
白ニキビは、毛穴の出口が閉じられてしまったた状態で、その毛穴の中に皮脂などが溜まっている状態のものです。
外見としては、直径0.1mm~3mm程度のものが多く、小さなものは、自然に3~4日程度で消えてしまうものも多いです。
しかし、直径3mm程度以上の大きなものは、何週間~何か月も消えずに存在し続ける事が多いです。
そして、この大き目の白ニキビの状態が長く続き、その後、毛穴の出口が閉じたままの状態で炎症を起こすことがよくあります。
このように、毛穴の出口が閉じたままの状態で炎症を起こしたニキビついては、症状が悪化しやすい赤ニキビへと成長してゆくのです。
また、運よく、白ニキビの毛穴の出口が自然に開いたものは、別の人生である黒ニキビへと成長してゆくのです。
困ったことに、なぜ、白ニキビから、黒ニキビと赤ニキビに分かれてゆくのかについては、未だにハッキリとした、原因は解明されていないのです。
【3】ニキビに炎症が発生(赤ニキビ)
赤ニキビ
白ニキビへの対応が悪かったり、肌の状態が悪かったりすると、ニキビがさらに悪化し、毛穴の中で炎症が起こり、膿疱(のうほう)が出来て赤ニキビになります。
毛穴の中で炎症が起こり、このように赤く腫れるのは、アクネ菌の影響が大きいと言われています。
炎症がおこるおおまかな流れとしては、
1.毛穴の出口がふさがれた事による、毛穴内への脂腺から分泌された皮脂などの脂分の蓄積
2.脂分が蓄積したので、脂質が好きなアクネ菌が、毛穴の内部や出口付近に大量に発生して集結
3.1か所に大量に集結したアクネ菌が、生息する際に脂肪を分解して、大量の遊離脂肪酸を発生
4.大量の脂肪酸は、毛穴の壁を壊したり刺激する作用を引き起こし炎症を発生
と、おおまかに、このようにしてニキビに炎症がおこると言われています。
アクネ菌自体は、少し生息しているだけであれば、皮膚を酸性に保ち、肌をまもる働きをしているのですが、大量に集まると、炎症を起こすんですよね。
いずれにしても、赤ニキビは、お肌への危険信号です。この先の対処を間違うと、お肌に深いニキビ跡が残るような事になってしまいます。
【4】ニキビが悪化して化膿(黄ニキビ)
黄ニキビ
赤ニキビへの対応が悪かったり、肌の状態が悪かったりすると、毛穴内部に膿がたまり黄ニキビになってしまいます。
黄ニキビになると、ほとんどの場合、毛穴の壁は破壊されて、炎症が皮膚の真皮(しんぴ)にまで及びます。
黄ニキビになってしまうと、殆どの場合、肌にニキビ跡が残ります。ただ、こうなった場合でも、出来るだけ早く、皮膚科などできちんと処置をすれようにしてください。
今の医療技術であれば、浅いニキビ跡であれば、ほとんどわからないくらいまで修復する事が可能になってきています。
黄ニキビになってしまった場合には、出来ればすぐに皮膚科で診察してもらい、少しでも軽傷ですませるような努力が必要です。
【5】瘢痕やケロイドなどの傷となる。
瘢痕やケロイド
黄ニキビにまでなってしまった場合、程度の大小はありますが、ニキビが治っても、通常、瘢痕(はんこん)と呼ばれるニキビ跡が残ります。
ニキビ跡は、ほとんどの場合、凹面となりますが、たまに凸面となる事もあります。
一昔前であれば、このように跡が出来てしまうと、なかなか治すのは大変でしたが、今は、フラクショナルレーザーなど、レーザー技術がかなり高くなってきています。
そのため、かなり気になるようなニキビ跡でも、ほとんどわからなくなる程度まで治すことも出来るようになってきています。
しかし、当然ながら、かなり高額な治療費が必要なのは容易に想像が出来ると思います。
白ニキビが赤ニキビへと成長する事が多い場合には、症状改善に効果のある医薬品の外用や内服薬などにより、赤ニキビの沈静化を始める事をお勧めします。
ニキビの各々の段階での処置
いかがでしたか、ニキビの成長段階における、様々なニキビの種類については、おおまかに理解いただけたのでは無いでしょうか。
さて、ここで、実際のニキビへの具体的な対応について、少し説明させて頂こうと思います。
いままでの説明中には、ごく簡単に、「中の角栓を取り除く事をお勧めします。」とか、「赤ニキビの沈静化を始める事をお勧めします。」などと、対応の説明をしています。
しかし、これでは、大まかすぎて、実際の対応策が具体的にわからないではないか?という疑問が残ると思います。
実は、このような書き方をしたのは、あなたの症状や、生活習慣やお仕事の内容や経済状況などによって、おすすめする対応策がかなり変わってくるからなのです。
もっと、突き詰めて言ってしまえば、あなたの置かれている状況を全く無視した最善策としては、以下のようになってしまうからなのです。
それは、「ニキビは、れっきとした「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」という皮膚の病気なので、きちんと病院に行って治療してもらって下さい。」です。
そして、「もし、早く治療(完治)したいのであれば、ニキビが出来てしまったら、影響がありますので、お化粧はすべてやめてください。」という事になってしまいます。
でも、このような回答は、きっと、あなたの望むものではないと思います。
そうじゃぁありませんか?
あなたのニキビへの5つの対応方法
私は、ニキビへの対応方法は、大きく分けて5つのものに分けることができると考えています。
その対応方法を、効果が確実で、しかも効果が大きくて万人向けの物の順に並べてみると、
【1】皮膚科もしくは美容皮膚科の受診を中心とした治療
(医師の決めた薬剤や治療法による治療)
【2】市販の医薬品(OTC医薬品)の使用を中心とした治療
【3】基礎化粧品でのスキンケアや医薬部外品の使用を中心とした治療
【4】健康食品・サプリメント・食事対策・ストレス対策を中心とした治療
【5】エステサロン・体質改善プログラムを中心とした治療
このようになります。
つまり、私自身、一番効果が高いのは、やはり、皮膚科もしくは美容皮膚科の受診を中心とした治療だと考えています。
しかし、統計によれば、ニキビは、成人の9割以上もの人が経験するという病気であるにも関わらず、実際に病院に行く人が意外に少ないのです。
たとえば、ある調査によれば、ニキビの対処法としては、
1位が薬局で薬を買う(36.1%)、
2位が肌の手入れで済ませる(35.1%)、
3位が自分でつぶす(26.2%)
という事でした。
同じ調査で、病院で治療をすると答えた人の数は、なんと7位(11.8%)です。
調査結果【引用】にきび最前線
あなたも同じようなご意見ではありませんか?でも、それは、どのような理由によるものなのでしょうか?

軽いニキビであれば自分で手軽に治したい?
私は、この理由は、ニキビに悩まれているあなたの思い、つまり、「病院に行く方が良いのは解っているけれども、出来れば自分で手軽に治したい!」だと思っているのです。
つまり、ニキビはれっきとした病気であるにも関わらず、軽い症状であれば、病院に行く時間や精神的負担を考えると、自分で手軽に治したいのが、あなたの本心だろうと思うのです。
そして、その理由としては、ニキビのために病院へ行くのは時間的・精神的・経済的に、負担が大きいという判断を、あなたが下されているのだろうと思うのです。
これは、ニキビは発生し始めると、ある程度の長い期間継続して発生するので、通院を始めると、その受診の頻度や時間的拘束がかなり大きい事が大きな要因であろうと思っています。
そして、もう一つの大きな原因が、あなたも努力をしないと、病院に通っただけでは満足の得られる効果が得られにくいという事です。
まとめて言うと、ニキビに関しては、最初から病院に通っても、それだけで十分に満足できる結果を手に入れる人は意外に少ないという事が、一般的な認識とされているからなのです。
この事については、医療関係のアンケートでも確認されていて、まず、ニキビになっても受診する人は、そのうちの約10%強程度だという事がわかっています。
そして、その受診者の内、治療内容に満足していると回答したのは、30%程度の方のみであり、この満足した方の割合は、市販薬で自分で対応した方と同程度の割合なのです。
調査結果【引用】にきび最前線・変貌するざ瘡マネージメント
私は、このような事から、軽い症状なら、どうにかして自分で手軽に治したいというのが、ニキビに悩まれている方の多くの方のご意見であろうと判断しているのです。
しかし、あなたに、自分で手軽にニキビを治す方法をお伝えしようとしても、ニキビの種類や症状によって、お伝えしたい方法が変わってきますし、選び方も異なります。
そこで、このサイトでは、ニキビのいろいろな症状に対する具体的な対応方法については、ニキビの成長段階や種類に応じて、個々の記事の中で説明させて頂こうと思います。
ただし、このサイト内で紹介する対応方法については、軽い症状のニキビの場合で、現実的にはニキビの中等症程度までの方が対象です。
当然ながら、あなたが、ニキビの重症度分類において「ニキビの丘疹・膿疱-重症」程度以上なのであれば、何を差し置いても、皮膚科もしくは美容皮膚科の受診をお勧めします。

ニキビの種類にはどのようなものがあるのでしょうか?
説明がかなり長くなってしまったのですが、ニキビの種類にはどのようなものがあるのかをご理解いただけたでしょうか。
良く耳にする、白ニキビや赤ニキビとは、このような種類の分けの中での呼び名だったんです。
つまり、ここで紹介した種類については、どの呼び方のニキビも、正式な病名としては、全部、ニキビの正式な病名である、「尋常性痤瘡」という事になります。
つまり、ニキビの正式病名である「尋常性痤瘡」の種類には、
の6種類があるという事なんですね。
同じ、「尋常性痤瘡」という病気の中に、病状に応じて、このようにたくさんの呼び名があるという事も、ニキビを解りにくくしている原因の内の一つですね。
ニキビの病名の種類について
このように、正式な病名としてのニキビには、6つの種類について、呼び名があるのですが、これとは別に、病気の症状によっても名前がついています。
これは、ニキビを、成長の段階ではなく、様々な病状を元にして分けた時の、病名の種類の呼び方となりますので、参考までに説明しておきます。

このように、ニキビについては、その成長段階によっての呼び名である「種類名」と、病状を元にして分けた時の呼び名である「病名」があります。
あなたが、自分のニキビを治そうとするときには、自分のニキビの、「種類名」と「病名」を、きちんと把握しておく必要があります。
この部分を、はっきりと理解しておかないと、間違った治療方法に走ったり、治るのを長引かせたりして、ニキビ跡の残る可能性も上がると思います。あなたも、ニキビの人生をはっきりとご確認いただけたでしょうか?そして、あなたのニキビの種類が解られたでしょうか?
私は、自分のニキビの成長の段階や種類を把握するのが、ニキビ治療の第一歩になるのは間違いないと思っています。🙄